FX業者の選定基準にはいろいろな着眼点があります。安心安全、コスト、システム、情報、キャンペーン、大きく分けると五つに分けられると思います。この中で、安心安全とコストについて見ていきます。

安心安全の第一は経営基盤とバックボーン

安心安全については、FX業者が倒産することなく健全な経営で、将来的に長く存続できる事です。それには、ある程度会社規模が大きく資本力が十分あり、できればバックボーンに、しっかりした経営基盤のある社会的に信用力の高い企業がついていると安心です。また会社に歴史があり健全経営を長く続けてきて、企業トップの考え方がしっかりしているところが良いです。

例えば、NTTを親会社に持つNTTスマートトレード、東証1部上場でソニーと日興コーディアル証券のバックを持つマネックス証券、創業100年の流れをくむIDO証券等があります。

また万が一倒産しても、顧客資産が最終的に顧客に戻されることは、信託保全として現在法律で義務付けされていますので、いちおうどこのFX業者でも安心と言えます。しかし、その信託保全の中身もチェックしておいた方が良いです。それは発注した未決済分の資産がどのように保全されるかです。

信託保全の中身もチェック

全額信託保全は、その未決済分まで保護の対象になりますが、未決済利益は信託会社に報告されないとわからないわけですから、どのような頻度で報告がなされるかで違ってきます。週単位なのか。月単位なのか、日単位なのかで利益額が違ってくるからです。正確に反映させるためには、報告頻度が高い方が良いので、日単位の報告をするFX業者がより安全と言えます。

ただし、信託されている金額が証拠金を越えて、未決済利益を想定した金額でなければ、その済利益は最終的に顧客に返ってきませんので、その点もできれば抑えておきたいです。これらの細かい内容まで公開しているFX業者はほとんどなく、ただ信託保全で安心としているだけなので、個別に問い合わせて問いただす必要があります。顧客資産の保全は必ず必要で、これに疑問符が付くFX業者とは取り引しない方が良いです。

コストの主役はスプレッド

次にコスト面についてです。取り引手数料はクリック365を除いて無料なので、もし手数料が有料なら選択肢から外す必要があります。コストの主なものは、スプレッド、ロスカット手数料、入出金手数料にありますが、結局一番大きいのがスプレッドです。スプレッドが狭いFX業者を選ぶことがコスト抑制に直結します。目安としては、ドル/円で1銭未満です。その基準でFX業者を選ぶと良いでしょう。現在最もスプレッドが狭いのはドル/円で0.6銭のインヴァスト証券(限定7月まで)になります。