FXプライムの最大の魅力は、伊藤忠商事のグループ会社ということです。自社の「選ばれる理由」のアピールポイントで、最初にでてくるのが、安心と高い信用力、そのことを最大の売りにしています。

そしてカブドットコムにも出資をつのり、大株主に名を連ねています。資本金は13億6,487万5千円で、他社と比較してもそんなに多くはないのですが、業界では中堅どころと言って良いと思います。自己資本比率は367.7%で非常に安定しています。

上場と各種認証の取得

2008年にはジャスダックにも上場を果たし、会社としての信用力も着実に上がっています。全額信託保全は当たり前ですが、毎日の取り引状況報告で、細かく顧客資産を保護する姿勢がうかがえます。また、他社に先駆け「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)」の認証を取得し、顧客情報の管理も徹底されており、できうる限りのリスク回避手段を講じています。

また「ISO / IEC27001 : 2005」の認証を2007年1月に取得、システムや、顧客情報管理などを含めた全業務について社内管理の徹底を実行に移し、そういう観点からも顧客保護の精神で会社が動いています。

社内教育や顧客管理の立ち後れが目立つFX業者が多い中、バックボーンのしっかりしたFXプライムは、他社とは違うという意志表示がはっきり見てとれます。

コスト高は安心と信頼で挽回

その他取り引条件は、ドル/円でさえ1~2銭で、基本的にスプレッドは高めの設定、コストカッターという意味では、競争力はありません。取引可能な通貨ペアも14と少なめで、選択肢は少ない分もの足りなさはいなめませんが、そのデメリットは、安心と信頼、正確で有意義な情報の発信、めったなことではダウンしない強固なシステムの提供で補うという方針と思われます。

口座開設で、5000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを打っておりますが、20万通貨以上の取引という条件が付いており、初心者にとってはずいぶん高いハードルとなっています。反面、取り引通貨単位は、1000円からOKなので、初心者でも使いやすくなっています。

コスト面での競争力はないのですが、顧客預かり資産と情報の保護を、徹底した管理体制の構築で実現し、バックボーンの大きさとの相乗効果で大口の顧客獲得を目標としているように思えます。実際に取り引量が大きくなればなるほど資産保全がFX業者選びの優先順位として高くなってくるのは当たり前のことで、そこにFXプライムの生きる道があるものと思われます。